NHKの朝の連ドラ「ごちそうさん」観てる?
全くと言っていいほど連ドラにはハマらない私ですが、前回のじぇじぇじぇ同様、
何かと機会を見つけては観てます。
惹かれるのは、め以子さんが作る料理。
家族の「ごちそうさん」って言ってくれる笑顔を想像しながら滋味に満ちた料理を
作り続けるめ以子さんに、思わず母の姿を重ねます。
最近の「ごちそうさん」は戦時下で、食材の調達もままならない状況ですが、
あれこれと工夫した料理が食卓に並びます。
私が生まれたのは、経済白書にも使われた「もはや戦後ではない」と言われた年。
高度経済成長期に突入する時代です。
その二年後に、時の首相が就任演説で所得倍増論を唱えています。
そして人々の暮らしは飛躍的に変化していきます。
毎日の食卓もしかりで、洋食メニューの拡充とともに朝はパン食っていうお家も増えていきます。
でも、うちの母は執拗に煮干しダシの味噌汁とご飯の朝ごはんを貫いてました。
昨年は和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、
日本の伝統的な食文化が注目されていますね。
鰹をはじめとする魚介や昆布でひく出汁無しには、和食は存在しないと言ってもいいほど。
「ごちそうさん」を観てて、和食の基本や心と身体を慈しむ料理を作ることの大切さを再確認しています。
さてさて、来週はどんな展開に?
しかし、朝の連ドラって、ストーリー展開がズルいよね。観なきゃ、一日が始まらない!